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「ふしぎ通信みちまな!」バックナンバー その30



  第291号(2007.5.3)から第300号(2007.7.20)までの発行分です。



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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまな の巻 (第300号)∴∵∴

どもども、みちまなです。
この頃、ぼうっとしてて、全然頭が働きません。
単なる言い訳です。はい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
423)かぐやは人々を魅了できるか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年の夏、月のまわりを
回る人工衛星、月周回衛星を打ち上げる。
実は、月の探査としてはあのアポロ計画以以来の
最大規模のものだそうだ。もっと騒いでもいいのだな。
計画名は「「SELENE(セレーネ:SELenological and ENgineering
Explorer)」と言う。ギリシャ神話の月の女神の名がセレネ。
それも意識したらしい。

さて、衛星には愛称がつくのがお約束。今回は公募で決まった。
「かぐや」と言う。
もちろん、月に帰ったかぐや姫が由来である。かぐやひめ、
かぐや、と関連するのが24%もあったそうだ。
確かに、月、名前、と言われてぱっと思いつくのは
かぐやひめだろう。それにしなかった応募者も、最初に
それを思いついて、「いや、これは当たり前すぎる」と
思い直したのかもしれない。

宇宙関連で日本で盛り上がったのは、最近だと
小惑星探査機「はやぶさ」。
新聞やテレビではやぶさが撮った画像や、標本をとる
CGを見た人は多いと思う。
はやぶさには、多くの人の名前がのせられている。
計画内容もさることながら、この「自分の名前が
宇宙に残る」ということが大きかっただろう。

今回のかぐやも、月へのメッセージをたくさんのせている。
月着陸にはインパクトでかなわないかもしれないけど、
宇宙空間に大勢の人のメッセージが置かれ、月をぐるぐる
回るというのは、楽しいことだ。

実際打ち上げられたら、盛り上がるのかな。
アクシデントがなく、きれいな画像や映像を送ってきたら、
インパクトがあるだろう。それ待ちかな。
はやぶさぐらい、盛り上がって、みんなが注目するくらい
かぐやは魅力を発揮することができるだろうか。

月から見る地球の出や、月の裏側を今の映像技術で
撮ったら、それこそ、絵のような美しさかもしれない。
とっても楽しみだ。

ちなみに、かぐやは、2機の副衛星を連れていく。
重力場計測などをする役目がそれぞれあるんだけど、お供が
ついていくあたり、いかにも姫。
これが3機だったら、ももたろうだったかな。

※ JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」
http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/index_j.html

JAXA|かぐや/H-IIA13号機 打上げ特設サイト
http://www.jaxa.jp/countdown/f13/index_j.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前号の内容でついて、コメントをいただきました。
「小さい頃、プチプチがはじける瞬間を見たくて、ゆっく
り つぶしてみたりしたんだけど、はじける瞬間なんて、肉眼じゃ
到底無理ですね(笑)」
何かが弾ける瞬間というのは、肉眼でとらえられないから
よけいに魅惑的。科学番組のスロー再生はありがたいですね。
中途半端に膨らんでるプチプチが弾ける時は、力の伝わりや
向きが、普通に割れるのより、複雑そうな気がします。
ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第300号 2007年7月5日

■編集者・発行者  みちまな
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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまな、ぷちぷちの巻 (第299号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
これを書いてるのは29日です。金曜日です。
ここのところ、全然、だめです。
さて、プロレス関係で驚くことが今週、二つもありました。
C.T.U.というユニットの解散のお知らせが一つ。
もう一つは、あとで。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
422)なぜプチプチをつぶしたくなるのか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
郵便などの梱包材で、シートの片面に気泡の膨らみが一面に
ついていて、片面は平らという対衝撃吸収シート。
その膨らみをつぶして遊ぶのが楽しいあれは、
俗に「プチプチ」というけど、あれは商標登録だそうだ。
「ステープラーの通称がホッチキス」という関係と一緒だ。

さて、プチプチを手にすると、あの膨らみをつぶさずに
いられないという人がいる。つぶすのが好きという
レベルなら多くの人が含まれてくるだろう。

なんで、プチプチはつぶしたくなるんだろう。
そうしたくなる人が多いのは、なぜなのか。

多分、いくつも理由がある。
そのうちの一つは、つぶすときの手応えや音の快感だろう。
さらに、つぶした前後の変化が明確であること。
1枚のシートの平面上で、つぶす前のエリアと
後のエリアが分けられて、部分だけでなく全体の
見た目の変化が楽しめること。
つぶすという作業の成果が実感できるのだ。

逆に、いくらつぶしてもかまわないという
ことからくる、安堵感。
実際には、再使用する場合に困るのだが、そのまま
捨ててしまうことも多い。だから、こころおきなく
破壊活動を楽しめるのである。
むしろ、かさばらなくて、捨てる時に好都合だとも
言える。

プチプチの大きさがちょうど指に合うからという
こともあるかも。指先で軽く力を入れたらつぶれるのに、
全体では衝撃に強いという不思議さも
魅力の一つだろうし。

つぶす快感というのがあって、それは破壊であって、
でも、つぶすことで、食料になったり、何かに
使える状態になったり、という実益もそこには
あったろうから、一石二鳥の行為。
ぷちぷちつぶしは実益をもたらさないけど、
損ももたらさない。そんなことも関係あるんだろうか。

なぜ、人はつぶしたくなるんだろうねえ。

※ プチプチの川上産業株式会社(ショップもあり)
http://www.putiputi.co.jp/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本でも活躍したプロレスラーのクリス・ベノワさんが
亡くなりました。日本にいた頃は、ワイルドペガサスという
名前でした。プロレスラーとしては小柄な180cm。
でも、筋肉の鎧と優れた運動能力と努力とで大成し、
ヘビー級でチャンピオンになるという偉業も
成し遂げた選手です。まだ40歳。
今年の新日本プロレス35周年大会のとき、縁のあった
外国人レスラーのメッセージを会場で流しました。
それを見ながら、また、この人とライガーたちの試合を
見たいなあ、また来てくれないかなあと思いました。
それは永遠に叶わないことになりました。
淋しいです。同じような気持ちをブログで何人も語っています。
愛されてる選手だったんです。
26日付けの「これって…」から読みに行けるので、読んで
みてください。
http://ameblo.jp/michimana/entry-10037884309.html

試合が見られるとすごさがもっと
わかるんですが、機会があったら見てくださいね。
それでは、また。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第299号 2007年6月29日

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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまなわさびはいいよねの巻 (第298号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
とうとう出ちゃいました。光化学スモッグ注意報が!
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
421)なぜ刺激物を人は好むのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夏はカレー。おせちにもカレー。
一年中、何かとカレーライスを食べる理由はあるのだが、
汗をかきながらのカレーライスの食後の爽快感は
ひときわだ。

カレーは香辛料の固まりだ。香辛料といえば、
辛子、わさび、胡椒がすぐに浮かぶ。
テレビのお笑い番組の罰ゲームや、食べ物ロシアンルーレットで
使われるように、わさびや辛子は量が多くなると
大きなダメージを与えるだけの力がある。
少しでも、涙目になったり、鼻につーんと抜けて
頭が痛くなったりと、すごい効果がある。
人体にそういう状態をもたらすということは、
有害とも言えるわけで、いわば毒物。

なんで、そんな刺激物を人は好むのだろうか。

刺激には味がない。
味がないのに、「おいしい」快感がある。
なんでだろう。

子供のときには受け付けないのに、慣れていくうちに
それが大丈夫になるのはなぜだろう。
多分、人という生き物としては、なくても問題ない
世界なんだと思う。でも、世界中でいろんな刺激物が
探され、その地域で受け継がれてきたのは、なぜだろう。

なぜ、人は刺激物を求めるのだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ボーナスのシーズン。お中元のシーズン。
さて、どうしようかとカタログを見てます。
うまいものセットが光ってみえます。食べたい……。
ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第298号 2007年6月20日

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∴∵∴みちまなはつられやすいの巻 (第297号)∴∵∴

どもども、みちまなです。
梅雨になりませんねえ。降れば外出が大変なので、
晴れて欲しいと思うけど、降らないで夏に水不足は困る。
大丈夫でしょうか。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
420)いしけんは他にもあるか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
検索してみたけど、触れてるところがなかったので、
書いてみる。
「つられて出すと負ける、じゃんけんのような遊び」が
青森には、ある。
これ、他の地域にもあるのだろうか。

遊びの名前は、「いしけん」。
出す手はじゃんけんと同じ。
でも、「次に出す手を声に出して言って、相手がその声に
つられて同じ手を出すと、声をかけた方の勝ち」なのだ。

では、やってみよう。『 』の中がかけ声。
手は「ぐう」を「ごっく」、「ちょき」を「ぴんよ」、「ぱあ」を「はった」と呼ぶ。

1 『いしけん、ぎっしょ』 双方、手を出す。勝ち負けなし。
2 『ぎっしょ』 双方、手を出す。勝ち負けなし。
3 『ぎっしょ』 ここで出した手で勝った人が、次の声をかけて
 勝負する権利を獲得する。
4 例えば、出したのが「はった」(ぱあ)で、次は
 「ごっく」(ぐう)を出そうとした場合は、
 手の1文字目の音の「は〜〜」と間をとって
 「ごっく!」と次の手を言いながら、「ごっく」(ぐう)を出す。
 相手がつられて「ごっく」(ぐう)を出したら、勝ち。
 遅出しも負け。
 ちなみに、あとの二つで間をとる時は「ぴ〜〜」「ご〜〜」。
5 つられなかったら、相手に権利が移る。
 例の場合、「ぴんよ」(ちょき)「はった」(ぱあ)の
 どちらかなら、権利がとれるということ。
6 この繰り返しで、どちらかがつられるまで続ける。

「あっち向いてほい」の指のかわりに、かけ声を使うと
思ってくれたらいいと思う。
間合いの長さやタイミング、声の大きさは各自の自由なので、
当然、かけひきがある。燃えるんだ、これが。
小学生のとき、夢中になってみんなでやってた。
1対1の真剣勝負なのだ。
焦って、自分の手とかけ声が違ったり、負けた方が
手にしっぺをされたり、とスリルがあったのだ。

「あっち向いてほい」との違いもある。
一つは、次の手がよみにくいかもしれないということ。
「あっち向いてほい」の強い人は指や視線の動き、出し癖で
次をよむらしい。
「いしけん」で強い人は、長く伸ばしてる時の口元で
次が読めると聞いたけど、手がかりが少ないなあ。
もう一つは、テンポが一定じゃないこと。
「あっち向いてほい」は、勝負がつかないとテンポが
次第に速くなるという傾向がある。
それに対して、「いしけん」は間合いをはかるため
1手ごとの時間が一定していないし、むしろ、
手が進むにつれて長くなることが多かったと思う。
また、個人差が大きかった。だから、相手のペースに
はまって負けることがよくあった。

というわけで、こういう手遊びがあるので、
皆さん、どんどん試してみよう!
同じような遊びをご存じの方、お知らせ下さいませ。
mailto:michimana_b@yahoo.co.jp 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いしけんも、じゃんけんも弱いのです。
手をよむということが苦手なのです。ついでに、自分の
出す癖もわかってないのです。
それでは、また。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第297号 2007年6月13日

■編集者・発行者  みちまな
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∴∵∴みちまなと洗濯機の巻 (第296号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
天気のいいお昼は半袖でも大丈夫になりました。
このあたりが過ごし易い気温なんでしょうね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
419)洗濯乾燥機はどういう人に合ってるのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
家には、洗濯機と乾燥機がある。上下に据え付ける
タイプで、10年以上経っている。
最近、電化製品売場で見るのは、全自動洗濯乾燥機。
1台で洗濯と乾燥が続けてできるから、一度
洗濯物を入れたら、そのあと他のことをする時間を
まとめてとれる。確かに便利なものだ。
でも、なんとなく、使いやすいのかどうか、イメージが
わかない。どういう人に合ってるんだろうか。

洗濯と乾燥を続けてするということは、それぞれの
長さを1単位とすると、常に2単位ずつ時間が
かかるということだ。
洗濯物は全部を同じ扱いではできない。
最低でも、色物と白物を分けてするだろうから、
1回の洗濯で4単位の時間がかかることになる。
このとき、衣類を扱う回数は最初と、最初のものを
取り出して次を入れる時、次のものを取り出す時の
合計3回。

それに対して、洗濯機と乾燥機が別々の場合は、
洗濯機の1単位が終わった時点で、乾燥機の1単位と
洗濯機の1単位を重ねて行うことができるので、
単純に足せば、全行程に3単位。
扱い回数は、最初、次のものを洗濯機に入れ、
最初のものを乾燥機に入れる時、最初のものを
乾燥機から取り出して、次のものを入れる時、
次のものを乾燥機から取り出す時の、合計4回。

もちろん、量や洗い方で単位の実際時間は
かなり大きく違うから、単純に比較することは
できないだろうけど、この1単位の差を
どう考えるかが、洗濯乾燥機を使える人かどうかの
ポイントになるんだろう。
回数が少なくて、その間の時間がまとまってるから
時間を有効に使えると考えるか。
それとも、衣類に使う総時間を短くして、
短期集中的に片付ける方が、そのあとの時間を
有効に使えると考えるか。

家事労働総時間を減らすことが、必要かつ重要だと
考えれば、後者の方がいいように見える。
が、一つの時間帯を複数の家事や他のことに
使える方が、重要だと考えることもできる。

最近、洗濯乾燥機があれだけ売られてて、人気も
あるというのは、前者の考え方の人が前より
増えたということなのだろうか。
時間の有効利用というのは、古くて新しい
テーマで、その手の本は何冊もある。
生活スタイルの変化にも影響される。

洗濯機は丈夫だし、壊れなければ買い替えることも
ないので、当分、この問題は自分のものでは
ないんだけど、さて、そうなったとき、
どっちを選んだものだろう。
のんびり、考えておくか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
歯医者に行かねばならないようです。
奥歯3本分のブリッジが入ってるんですが、最近、
もちもちしたものを食べた時、ひやっとするんです。
かぱっといきそうで。
でも、なかなかふんぎりがつかないんです。
わかってもらえますよね。
では、また。

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∴∵∴みちまな500円札の思い出の巻 (第295号)∴∵∴

どもども、みちまなです。
お酒以外のもので、「自分も大人になったなあ」と実感した
食べ物、飲み物って何ですか。
人それぞれそういうものがあると思うんです。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
418)ありがたみの境目はどこなのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ありがたみがあるものとないものが、ある。
個人差はある。文化の違いによっても違う。
にもかかわらず、うっすらと共通点はあるような、
形から生まれる「お金」のありがたみ。

多分、現在は、お金は硬貨と紙幣が中心だ。
もちろん小切手などもあるわけだけど、そういうのは
私にはわからないので、考察のしようがない。
ということで、ここは硬貨と紙幣・札のことを考える。
ありがたみ度の高さは、「どっちの形で欲しいか」で
決めることとする。

最初にひっかかったのは、500円硬貨と500円札だった。
同じ金額が硬貨になっただけで、価値が軽くなった気がした。
私にとって、紙幣の方が硬貨よりありがたみ度が
高かったということだ。

では、100円札があったらどうか。
札のデザインにもよるけど、硬貨。
10000円硬貨と10000円札だったらどうか。札。
1円札と1円硬貨なら、硬貨。
250円札と250円硬貨があったら、迷うけど
硬貨かもしれない。
こうやって100円から500円の間を探ってみると、どうやら
私のありがたみの境目は400円くらいらしい。

多分、人によってはかなり上下の差があると思う。
500円札時代を経験してない世代なら、高めになってるだろう。
今の硬貨、札のデザインではなく、全く違うものを見せて
判断させたら、違う結果になるだろうか。
デザインの影響もかなり大きいと思うのだ。
外見、重量、手触り、デザインの図柄の示すもの、そんな
ものが複合して、そのお金のイメージを作る。
最終的に、イメージを決定するのは、その社会での
その金額のもつ意味、重さなんだけど。

「1コイン、硬貨1枚」と言われて、100円を思いつく
私は昭和の人なんだなと思う。
いくら100円ショップが繁盛しても、今はもう、
多分、1コインは500円ということになってると思うから。
そのうち、1000円玉が出る時代が来るのかな。
財布が重そうだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幼い頃、母の実家に行った時、親戚のおばさんが
「お母さんたちには秘密」と言って、500円札を
くれたことが何回かあります。
そのときのおばさんの顔や声の感じをまだ覚えています。
そんなことも関係あるのでしょうか。
それでは、また。

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∴∵∴みちまなとお相撲さんの巻 (第294号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
初めて、もつ鍋を生の状態からできあがりまで
見ました。味噌味でとっても美味しかったです。
ご当地で食べるのはいいですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
417)なぜ、お相撲さんは速く動けるのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たまたまテレビをつけていて、大相撲を見た。
何番も見ていると、小学生の頃に見てた時の感覚が戻ってきて
解説と実況の説明が楽しかった。違う人だけど、
懐かしかった。
新聞や短いスポーツニュースで見るだけだったが、あらためて
今のお相撲さん(力士よりこっちの方が馴染みがある)の
標準体型や取り口が前とは違うんだなと思った。
雰囲気も随分、違うし、まわしの色も驚くくらい
多くなっていた。

驚いたのは、相撲の動きの速さだった。
こんなに速かっただろうか。
一つ一つの取り組みの時間の短さを思うと、相撲は
普通にイメージされているような、どっしり重いスポーツでは
ないのだ。行司の声で立った瞬間にぶつかりあい、手は
相手のまわしに伸びている、つかんでいるというような
素早さが要求されるのだ。
ボクシングやプロレスに見られる、序盤での相手の探りあいは、
相撲にはない。さぐり合うのはいったん組んで、動きが
止まってからだ。
相撲は基本的に短期勝負のスポーツなのだ。
それは、組むことでできる技で成り立っているからだろうと思う。

でも、組むのはプロレスも同じ。
そして、気がついた。レスラーより大柄な人ばかりじゃないか、
お相撲さんは。
レスラーも大きいが、最近は軽量化とでもいうのか、100キロ
以下の選手も多い。そういう階級をジュニアと呼ぶが、
ジュニアはその軽量を生かした素早さ、速さを信条とする
選手や、パワーよりも蹴りや締め技を得意とする選手が
多くなっている。
100キロ以上のヘビー級選手でも、140キロはそうはいない。
お相撲さんは140キロ、150キロがごろごろしてる。
中には自分の体重、体型をもてあましてるのかもという
動きの人もいたが、大体は普通に対戦できている。

なんで、あの速さを出すことができるんだろう。
体重との関連のある、関節や足の過重耐久性を保ちながら
反射的と言ってもいいような動きができる。
「鍛えてるからさ」と言われれば、それもそうなんだけど。

かえって、体重がお相撲さんより軽いレスラーの方が
動きが遅いというのも不思議。戦いの間が違うのだろうか。
鍛えてる筋肉の部位やトレーニングメニューの違いだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飛行機から雪の富士山を見ました。
粉砂糖がかかったみたいなきれいな雪でした。
それでは。

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∴∵∴みちまなと女の子の名前の巻 (第293号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
手首から先だけが黒くなってきました。日焼けのペースも
今年は早いです。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
416)怖い話は後輩へ伝えられているか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
都市伝説がまた、じわじわ流行ってるらしい。
都市じゃなくても「怖い話」「不思議な話」というのは
人気があって、小学校高学年くらいから
はまり始める人が出てくる。
私の場合、その頃、ちょうどオカルト、超能力ブームだったので
はまった。幽霊の本も、怖がりながら読んだ。

さて、トイレの花子さんに代表される、都市伝説の
人物の個人名の中に、懐かしい名前を見つけた。
あえて、その名は書かないけど、それを最近、見つけた時、
とても不快だった。
ここで勘違いされては困る。その人名が知り合いとか
友だちだったからではない。
私は、その名前を、自分の通っていた小学校にいる
女の子の霊の名前として知っていたのだ。

私の母校は、洋風3階建てで、中も螺旋状の階段や、
しゃれた意匠のデザインがところどころにあった。
昭和初期からあったから、不思議な話、怪談が
いくつもあった。怖い話の定番である、「学校」「洋館」
「歴史がある」「見るからに古い」という条件が
揃い捲っていたのだ。
トイレの話、鏡の裏の階段の話、真夜中の鏡の話など
いわゆる学校の怪談が揃っていた。あとで、全国的に
流行った時に、「何を今さら」と思ったくらいだ。
その中で、その女の子の霊の名前は見たことがなかったし、
名字まであったから、自分の学校だけのオリジナル、少なくとも
その地域だけのものだと思っていたのだ。

それなのに、偶然なのか、同じ読み方の名前の
都市伝説が、今はある。
すごく悔しかった。この感覚が私だけなのかどうかは
わからない。自分だけのものだと思って大事にしていた
ものを貶められたような気がしたのだ。

母校では、その女の子の話は伝えられているのだろうか。
それとも、全国的な学校の怪談、都市伝説がうちにもあると
いった軽い程度に思われてしまっているのだろうか。
口伝えの物語は、こうして文字や映像の力に飲み込まれて
いくんだろうか。細々と、絶滅危惧種として扱ってくれる
人たちのもとに残るだけになってしまうんだろうか。

今は母校は建て替えてしまった。今の在校生たちは
どんな怖い話をしてるんだろう。
「どこにあるかわからない学校」の怖い話をしてるのかな。
あそこには、「この学校」の怖い話がいくつもあったのに。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今でも、その女の子の名前は「○○○○様」と様づけで
思い出します。そうするものだとされてました。
その話をしていると近くに来る、いるとも言われて、
大っぴらに話しませんでした。
当時の私たちには半ばリアルな存在だったんでしょうね。
なんとなく、今も、名前を声に出すのははばかられてしまうのです。
それでは、また。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第293号 2007年5月17日

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∴∵∴みちまな冷凍ものも好きの巻 (第292号)∴∵∴

どもども、みちまなです。
ゴールデンウィークが終わって、休み疲れ、休みぼけで
日常になかなか戻ってこれないこと、ありませんか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
415)季節に忠実な販売しかなくなったらどうなるのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冷やし中華が今年はとても早い。
でも、コンビニにはまだ、中華まんがある。
食品販売業界的には、厄介な天気続きで、しまうに
しまえないのだろうか。それとも、最近は
暑い季節でも中華まんが売れるのだろうか。
冬にアイスを買って、その場で食べてる人がいるんだから
多分、いるんだろう。

前にも、気温と販売について書いたことがある。
スーパーで買い物をしてると嫌が応でも気にせざるをえない。
今年は鍋の具、すりみなどの撤収が早くて、がっかりしたのだ。

季節にかかわりなく一年通して安定供給というのは、
多分、生産農家も販売側のスーパーなども買う側も
望んできたことだ。そうなったと思ったら、
季節感がない、人工的、と評されるようになった。
自然食品指向というのは強い。
確かに、朝採り、産地直送、旬という言葉はとても
魅力的だ。だからといって、もし、それだけになったら、
不満が出てくるだろうから、いわゆる消費者は
わがままなのだろう。いったん得た可能性、便利さは
手放さない。あるのが当然となる。

私が鍋の具をもっと遅くまで置いてくれたらいいのに、と
思うのは、販売側から見ればわがまま。置いてくれたら
毎日買うというわけではないんだから、そういうリスクを
負わせるのはわがままなのだ。

なまじ、日本が四季のはっきりしているところだから、
こういう現象が目につくんだろうか。
もし、本当に季節に忠実な食品しか置かなくなったら、
食生活はどうなるんだろうか。
冷凍、冷蔵もの、缶詰、瓶詰を求める人が増えるだけかな。
スーパーの店内も相当、見た目が変わるんだろうね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日は夏日でした。
5月なのに、お日さまも飛ばし過ぎです。ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第292号 2007年5月9日

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∴∵∴みちまな終身刑を考えるの巻 (第291号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
ゴールデンウィーク、楽しんでますか。
お仕事の皆さん、がんばです!
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
414)なぜ日本には終身刑がないのか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
凶悪事件が増加しているというのはよく言われる。
実際に数字としてどうなのか、わからないが、
一度ついたイメージはなかなか拭えない。

凶悪事件とセットで議論になるのが、未成年が加害者の
事件でどう処遇するかとか、刑罰の重さと加害の重さとの
妥当性がいいのかという問題だ。
特に死刑の問題。

死刑の有効性については、222号でも書いたので、
ここでは書かない。
http://aomori.cool.ne.jp/michimana/merumaga/221~230.html#222
ここでは、終身刑についてのふしぎ。

なぜ、日本では終身刑がないんだろうか。

終身刑には、仮釈放があるものと、ないものがある。
あるもののことを「相対的終身刑(相対的無期刑)」
と言い、ないものを「絶対的終身刑(絶対的無期刑)」と
言うそうだ。
※参考 終身刑-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E8%BA%AB%E5%88%91

その違いは、仮釈放という社会復帰の機会の有無だ。
これは、犯罪者の更正の可能性をどう判断するかという
ことでもあって、事件ごと、加害者ごとに厳密に
判断されないといけないことなんだと思う。
が、日本での相対的終身刑にあたる無期懲役について
いえば、仮釈放の可能性は全員にある。
絶対的終身刑がなくて、一番厳しい罰が死刑なのだ。

刑罰というと、加害の報いとしての刑罰だと普通は思う。
だから、「殺した者は殺されるべき」と考える人は多いと
思うし、最近は特にそういう社会的雰囲気がある気がする。
復讐としての刑罰というのは、ある意味、自然な感覚では
あって、仮釈放で「許される」というのが許せないと
いうのは割と納得してしまう人は多いんじゃないだろうか。

Wikipediaによると、無期懲役者の仮釈放は
最低20年以上服役している場合に対象となるそうだ。
あとは本人の状況次第ということか。
仮釈放されても、刑は終了ではないそうで、終生保護観察と
いうことになる。この点は、あまり知られてないと思う。
ここのところ、保護観察というシステム自体、
保護司の数の少なさ、方法の難しさ、
情報保護の方法などの多方面で困難さが増しているそうで、
軽い刑罰の対象者でもなかなか維持することが大変らしい。
実際に、「終生保護観察」がどこまで維持できるのかは
微妙なところだろう。
となると、出てしまえば自由かといえば、それも
昨今の社会的な就業事情を思えば、いわゆるちゃんとした
ところに住んで、継続的な仕事について普通に生活するのが
相当困難だろうというのは簡単に想像がつく。
しかも、社会から隔絶して20年以上経っていて、
その年齢の人がもっているべき社会的ノウハウを
育てないままに社会に出ることになるのだから、
絶対的ハンデがあると言っていい。
はたして、それでも社会に出る方がいいのだろうか。
そういうことを言うのは、塀の中を知らないからと
言われればそれまでなんだけど。

塀の中は、もちろん、自由はかなり制限される。
保証はされていても、衣食住の自由もあまりない。
もちろん、移動の自由も、時間を好きに使う自由もない。
人と好きなように交流する自由も、何かを知りたいだけ
知る自由もない。
普段、普通にしている自由なこと(たとえ、それが経済的に
難しくても禁止されているわけではない)が制限される
ことの辛さは、なかなか想像できない。

絶対的終身刑は、「生涯、社会に出てくるな」と宣言される
ことであり、生物としては生きているが、社会的には
死んでいるという状態になることだと思う。
もちろん、そういう刑罰が作られたときに、どこまで
社会との接点を許すかということによって、
その死に加減は変わってくるんだけど。

生物として加害者がこの世に存在することも許せないと
いう被害者や被害者の関係者のコメントはよく聞く。
もし、絶対的終身刑が社会的死に加減を相当まで
調整できて、ほぼ社会的に死んでいるような状態まで
もっていけるというものだったら、そういう人たちは
どう思うんだろう。
それでもだめなんだろうか。

ただし、この件については、人権とのかねあいが
あるから、かなり微妙なんだけど、そういう点から
考えてもいいんじゃないかと思うことがあるのだ。
寿命が短い時代だったら、多分、相対的終身刑でも
仮釈放までに死亡してしまうことがあって、
実質的に死刑のような状態だったのかもしれない。
そういう時代変化があるから、絶対的終身刑を
考えてもいいんじゃないかなと思う。
なんで、ないんだろうね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3月下旬から曜日感覚がずれまくってます。
時々ちゃんとなるんですが、この連休でまた
おかしくなりそうです。予約録画の設定をしてる時に
何度も月日と曜日を確かめてます。
2台あって、操作が違うので、よけいに緊張します。
5月もあっというまに過ぎてしまいそうです。
それでは。

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