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「ふしぎ通信みちまな!」バックナンバー その21



  第201号(2005.7.20)から第210号(2005.9.21)までの発行分です。


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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまな味覚音痴の巻 (第210号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
ちくわの天ぷらが好きです。天つゆもいいけど、
ソースがけが好きです。中濃、希望。

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333)「口が奢る」とはどういうことか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「口が奢る(おごる)」という言葉がある。
「おいしいものばかり食べて、食べ物の好みが贅沢になる」
という意味で使ってると思う。ま、グルメ、ってところ。
この言葉、批判的なニュアンスがある。「奢る」という
言い方自体、分不相応とか、いい気になって、って感じの
目が感じられる言葉だから、当然だ。

さて、実際、口は奢るのだろうか。

「口が奢る」という場合、「贅沢」「選り好み」「量が
普通じゃない(多いか、少ないか)」といったことが
思い浮かぶ。どうだろう。
奢るためには、奢るための食事が前提条件となる。
例えば、高級料亭の料理、懐石料理、フレンチレストランの
料理、各国の本場仕込の料理、など。
それらは普段、自宅で食べられないか、食べにくいものだ。

舌は、味を覚える。正確には脳が覚えるんだけど、
舌が味の情報をどれだけ細かく収集できるか、が一つの
ハードル。その情報をどれだけ細かく分析、整理、記憶する
ことができるかが、もう一つ。

口が奢るためには、最初のハードルを越えさせなければ
ならないだろう。よく、子どもの頃から、きちんとした
味のもの、いろんな味のものを食べさせようということが
言われる。これは、最初のハードルを何回も経験させる
ということだ。
でも、「口が奢る」人になるためにやってるわけじゃない。
感覚を磨く、鍛えるためにやってるのだ。

でも、「口が奢る」ということには、選り好み、わがまま
というニュアンスがくっついている。偏食という意味も
入ってるかもしれない。
こうなると、味覚、舌の感覚は、違った方向へ進むことに
なる。それは、一定の味に慣らされる道。選んだ味しか
受け入れない許容度の低い舌を育てる道だ。
許容度が低いと言っても、繊細すぎてなのか、
鈍ってしまったためなのか、は人によるんだけど。
ただ、共通しているのは、体が受け付けないのではなく、
本人の意志に基づいていて、自分が選んだもの以外を
見下し、低く評価しているということ。

例えば、自然食品しか食べたくない、食べないという人は、
自分のことを「口が奢っている」とは多分思ってないし、
そう言われることもそうはないと思う。
でも、その意志に基づいた(体が、ではない)
選択性の高さと現時点での自然食品の価格を考えれば
充分、「口が奢っている」と言われる条件は備えて
いると思う。

「口が奢る」ということは、かなり広範囲の事柄を
含んでいるようだ。
口が奢らないことと、繊細で許容度の高い味覚、って
両立できるんだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
秋の運動会シーズンだそうですね。徒競走が苦手だった
私が唯一、3位以内に入ったのは中学3年の時。
走っていってから引くくじで決まった相手との二人三脚。
いやぁ、全部、相手のおかげです。
やっぱり、徒競走じゃない種目ってあった方いいですね。
ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第210号 2005年9月21日

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∴∵∴みちまなぼうっとしてますの巻 (第209号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
毎度おなじみ、番組改編シーズンがやってきてます。
気に入ってたアニメが何本も終わるので、がっくりです。
10月からの番組に当たりはあるのだろうか。心配です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
332)なぜ大人は待てるようになるんだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病院の待合室にいると、老若男女がいて、それぞれ
待ち時間をつぶしている。若い人は音楽を聞いている人や
携帯を弄っている人(一部、使ってもいい病院だから)が
多い。あと、多いのは、本を読んでいる人、知り合い、
またはたまたまそこにいた人と世間話やお互いの病状を
言い合っている人。

でも、大人で一番多いのは、黙って座ってじっと待っている
人だと思う。これは性別が関係なくて、どちらというと
年齢が高くなるにつれて多くなるように感じる。

思い出せば、子どもの頃、そういう大人を見て、「一体
何をしてるんだろう」と思ったものだ。まさか、何も
してない、とは思ってなかったのだ。
逆に言えば、そのころ、自分は黙ってじっとしていても
頭の中か、手元で何かをしていたか、または、できなかったか、
どちらかだったということなんだろう。

実際、そういう人たちは、何をしてるんだろう。
何かを考えている人もいるだろう。何も考えずに、ただ
ぼうっとしてる人も。

なぜ、大人になると、黙ってじっとして、待っていられるように
なるんだろうか。

行為自体は子どもにもできることだ。でも、子どもはしない。
または、自分からはしない。
大人は、自分からする。

考えることがたくさんあるからだ、ということはある。
確かに、病気のこと、家事のこと、生活のこと、将来のこと、
悩むねたはいくらでもあるのが、大人だ。そういう人が
病院で待ってるんだから、いつもより多めに考えていても
全然不思議じゃない。
むしろ、普段は生活に追われて、落ち着いてあれこれ
考える暇もないということも多いわけで、いい機会でもある。

でも、そういう人ばかりじゃない。自分でも経験があるように
何にも考えずにぼうっとしてることも多いのだ。
ただ時間を過ごす。これが大人になるとできるようになる。
本当に、そういうとき、私は何も考えてないんだろうか。
意識してないだけではないのか。それは、わからない。

大人になると、なぜ、何も考えてない(と思われる、または
そう感じる)でいることができるようになるんだろう。
なぜ、子どもはできないんだろう。

どちらかというと、ぼうっとしてる子だった私でも
やっぱり、不思議なのだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
野村萬斎さんの演出、構成による『敦 山月記・名人伝』を
観てきました。よく知ってる小説も舞台に起こすと
こうなるのか、という新鮮な驚きがありました。
特に、こ難しい印象を与えがちな『名人伝』がコメディ色を
出していたのが楽しかったです。素直に観客も笑ってました。
舞台を観るのって、いいですね。また行きたいです。
ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第209号 2005年9月14日

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∴∵∴みちまな犯罪者ごっこの巻 (第208号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
台風でずいぶん被害が出てますね。そちらは大丈夫ですか。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
331)防犯はどこまで個人でやれるのか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この頃、防犯の看板を近所でよく見るようになった。
近所の家で、フラッシュライトをつけている家が増えた。
テレビのニュース番組でもよく、防犯関係のミニ特集を
やるようになった。
やっぱり、物騒になってきてるらしい。

マンションに住んでいるので、普通の一軒家よりはセキュリティの
ことを考える機会は多い。防犯カメラをつけようとか、警備会社と
契約しようとか、住民の総会でそういう話は出る。
しかし、なんといってもお金がかかることだし、それぞれの
危機意識も違うし、ということで、具体化は難しいのだった。

そういう防犯の資料やサイトの情報を見てると、不思議なのが
どこから効果があるんだろう、ってことだ。

防犯のプロは「防犯のものは見えるようにつけて、ここに入ると
盗むのが厄介だからと思わせ、犯罪者を寄せつけないのがベスト」
と言う。もっともな話だ。犯罪も、というか、犯罪だからこそ
ローリスクハイリターンを犯罪者たちは考えているはず。

となると、問題は、どこから犯罪者にとってハイリスクに
見えるのか、防犯効果が現れるのか、という見極めだ。

例えば、窓や玄関の二重ロックもいろんな種類があるし、
窓ガラスのフィルムもそう。どれを組み合わせるか、それを
自分の家の状態に照らして選ぶ、というのはなかなか難儀だ。
つい、金額のことも考えてしまうし、つけたあとに
「自分が盗む側なら」って思っていろいろ抜け穴を
考えたあげく、効果がないような気がして迷ってしまう。
よその家で見たから家にも、と思っても、家の立地で
無意味なこともあるだろう。それより、塀を変えろ、って
いう場合だって多分、ある。ちなみに、私は、前々から
ブロック塀はあんまり防犯効果ない、と思ってる。

防犯は、相手を想定して計画するもの。戦いだから。
かなりのプロを想定すれば、ばりっとした計画をたてることに
なるけど、そこまで大掛かりにしなくても、って思って
しまう。なんとなく、周囲の目も気になるし。
「あそこの家、すごくない?大袈裟だよね」

だからといって効果がないものをやるのは無駄。
この辺が難しいところだ。

さらに微妙なのは、プロじゃない犯罪者や緻密じゃない
人、素人が相手の場合。
変な言い方だが、こういう人たちには防犯グッズの
効果は減る。あるのに気づかない、気づいてもそのまま
勢いで犯行を続ける、ということも考えられるから。
もちろん、あきらめてくれれば一番いいんだけど。

こうして考えると、防犯グッズや防犯サービスは
どこまで考えてもきりがない、って思う。
世の中の防犯を考えてる皆さん、どこまでやりますか。
っていうか、やれますか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
防犯もですが、防災も考えないといけないんですよね。
家に何があるのか、まず、チェックから、かな。
ではでは

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第208号 2005年9月7日

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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまなはB型の巻 (第207号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
ふしぎの数が1個ずれてました。ということで、
今号が330個目です。失礼しました。
  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
330)人体はどこまで排他性が進むのか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
血液型占いは占いでも定番だ。これで、自分の血液型を
初めて意識した、という人もいるだろう。
輸血や手術でもしないかぎり、血液型は日常生活で意味を
本来、持たない。だからこそ、「血液型を大人になってから
知って、実の親子じゃないことがわかった衝撃」を題材に
した物語が成立する。

普通、使われているABO式血液型は四つの型に分かれる。
A型、B型、O型、AB型だ。決め手は、A抗原、B抗原、
抗A抗体、抗B抗体の有無だ。
これを無視して輸血をすると、抗体抗原反応で危険なことに
なる。昔は「O型はいざとなれば誰からでももらえる」という
話もあったけど、これは今では否定されている、らしい。

抗体抗原反応は、単純に言えば「これは自分じゃないから
攻撃、排除する」反応だ。

一見、ただの真っ赤な液体に見える血液だが、明らかに
個人差があって、自由に輸血することはできない。体が
「自分じゃない」と判断してしまうからだ。できるのは、
自分のもっているものと同質のものを使うことで、
「自分らしい。自分みたいだ。」と体を錯覚、もしくは
納得させているから、と、私は理解している。

免疫は、自分を守るしくみだ。自分じゃないものを
敵、害するものではないかと疑い、確かめ、認定して
対処する。それを全くしなくなったら、人の体はあっと
いうまに、病気や怪我で死んでしまうだろう。
人は、自分が生まれながらにもっている免疫という
排他性によって守られている。

他人の体、または由来のものを直接、自分の体内、内側に
取り込むということは、この排他性を刺激するんだから、
本来、かなり限定されている。
その一つが輸血であり、おおがかりなものになれば手術に
よる移植。これは、医学が生まれて、発達してきたことで
生まれたもので、人によっては一生、縁がないまま
生きていくことができる。
そして、もっと普通に行われているのが、性行為。
性行為を通じて、他人の体液などを取り込むことはごく普通の
ことで、妊娠には不可欠だ。でも、これでも反応が出て
しまう人がいるそうなので、完全に自由というわけではない。

人の体とは、排他性がとても高いものなのだ、と思う。
進化の過程で、この排他性は逆に多様性を生んだんだろう。
複雑な体、仕組みをもつ生物ほど排他性は高くなる。それは
その種の固有性にかかわることだから。

といっても、人の体の表面、体内には無数の生物(と言って
いいのかな)が住んでいる。ほどほどに排他性を緩めて
共存しているのだ。

ただ、生活環境が変化して、化学物質の種類、量とも増えて
アレルギーを示す人、子どもが増えていること、今までは原因と
されなかった、大丈夫だったものにアレルギーを示す人たちが
出てきた、ということはどういうことなんだろう。

それだけ、過酷な環境だということなのか、それとも、
人の体が排他性を強めているということなのか。
もし、後者だとしたら、今後、生まれてくる子ども達は
どうなってしまうんだろう。生きづらいのだろうか。
それとも、排他性を緩めることで適応していくんだろうか。
これは、意志の力ではどうにもならないことだ。
ただ、黙って眺めていくしかないんだろう。そして、
起きてしまったことに対処していくしかないのだ。

もし、人の体が排他性を極端に高めてしまったら、医療行為も
できなくなるに違いない。そうなったとき、人は今の社会を
維持し、生き続けていくことができるんだろうか。

そんなことは、ずっとずっと未来のことで、私が気に
するようなことではないのかもしれないけど。

※参考 やくざいしのためのじこゆけつノート
http://strato55.hp.infoseek.co.jp/
http://strato55.hp.infoseek.co.jp/ABO.htm

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この頃、眠いです。
涼しくなったら、夏の暑さ疲れが出たのでしょうか。
それとも、涼しいから単に寝たいだけなのかな。
それでは、また。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第207号 2005年8月31日

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∴∵∴みちまなレスラーを見ての巻 (第206号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
夜風が少し変わってきたみたいです。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
329)なぜプロレスラーは日焼けしてるのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こないだ、新日本プロレスの試合を、東京ドームシティの
スカイシアター(簡単に言うと、元・後楽園遊園地)で見た。
破格の入場料でドリンクつきで、いつもよりリングが近い
というとんでもなくお得なものだった。
初日の試合を1列目で見た。2メートル先にリングがある。
リングの外を歩く選手が50センチもないところにいる。
そんな席でプロレスを見た。

始めの方の試合は、まだ若い選手同士だ。
派手なアピールや大技をするだけの余裕(だと思う)が
ない。相手との戦いに集中している。
後の試合になると、中堅やベテラン、スター級が出てくる。
そうすると、相手をマットに叩き付ける音や振動、
キックやチョップが相手の体に当たった時の音が
全く違う。響きも大きさも違うのだ。
間近で見て聞くと、やはりこんなに違うんだと実感した。

その中で、あらためて思ったのが、若手とベテランは
体の色が違うということ。もちろん、日焼けしてる若手も
いるんだけど、今回見たメンバーは、色白な感じがした。
それがはっきりしたのが、胸へのチョップの跡だ。
1発くらうだけで赤くなるのがはっきりわかる。くらうたびに
真っ赤になっていく。内出血してるんじゃないか、と
思うくらいに。多分、してるんだと思う。
ところが、ベテランは同じ技をくらっても、何発もくらわないと
それがわからない。ベテランの方が強力なんだから
もっと赤くなってもいいのに。
体へのダメージは筋肉を鍛え、受ける技術を身につけることで
減らすことができるらしいけど、表面の変化は変えられない。
体の自然な反応だから。

前から、なんで、プロレスラーはあんなに日焼けしてる
人が多いんだろう、と思っていた。
自然に日焼けしてるのをはるかに超えてる人が多いのだ。

それには理由があるのだ、とは聞いていた。
それは、ライトがあたったところで一番、強く、美しく
自分の体を見せられるから。
プロレスラーは、自分の強さを観客に納得させてなんぼ、の仕事。
まず、見た目で納得させることが大事なのだ。
日焼けした体は陰影がはっきりするから、筋肉の状態を
アピールするのに有効。それはライトの下では、さらに
効果を発揮する。
そして、イメージ。なぜか、色白な人より、色黒の人の方が
強そうに見えるという傾向がある。それも取り込んでいる
と考えられる。

今回、それに付け加えて、「技をくらったダメージを
目立たせないため」という理由も少しはあるんじゃないか、
と思いついた。

プロレスには「相手の技をかわさずに、受けられるだけ受ける」
という考えがある。自らダメージを増やしていく、この行為は
「なんで、わざわざそんなことするんだ。ばかじゃないか」
という批判を受けることが多いのだが、実はこれ、逆だ。
「相手の技を受けても平気でいられるほど、俺は強いし、
タフだし、相手より実力が上なのだ」という表現なのだ。
技を受けたら痛いし、しんどいのは承知の上で、それを
受け切って、ダメージがある状態でも、相手を上回る攻撃で
勝つ。それでこそ、強者であり、勝者なのだ、という考え方。
簡単に言えば、強いやつはやられても負けない、ということで
あり、それを観客に体現して見せるのがプロレスラーなのだ。
これ、相撲が好きな人ならわかると思うんだけど、
上位の力士が相手をいなしたり、はたきおとしたりして
勝つと、「あんな勝ち方するなよ。本当に強いなら
四つに組んで勝てよ」って言われてしまうことがある。
その感覚に近い。

さて、ダメージがまだそれほどでないのに、見た目が
それをアピールしてしまったら、逆効果になってしまうんじゃ
ないだろうか。見てる側が痛々しく感じてしまっては
勝負の世界は崩れてしまうのだ。
ベテランになるほど、1発の威力は大きくなる。
ダメージは大きくなり、肌は赤くなり、その威力を観客に
伝える。そういう技を出す前に、体が変わってしまって
いては、威力がわかりにくくなる。説得力がなくなる。
日焼けした体は、少しぐらい蹴られたり、叩かれたりしても
色の変化がわかりにくい。だからこそ、大きな技をくらった
時や、長時間の試合になったときのダメージの蓄積した時に
体の色の変化が見えて、説得力を持つことができる。

そんな理由で日焼けしてる選手も一人くらいいるかもなあ、
そんなことを考えながら、試合を見ていたのだった。

私の大好きな獣神サンダーライガー選手は、全身を覆う
コスチュームなので、これはあてはまらないけど
それでも、ちゃんとダメージも闘志も伝わってくるんだから
さすがだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
年2回のお楽しみ「ワンダー・フェスティバル」に
行ってきました。今回も皇龍亭さんの小さい動物根付けを
入手できました。丸々した雀と、カエルです。
制作者の北田稔さんは、最近、絵本を出版。
稔さんのイラストがお腹いっぱい楽しめるので、
是非、可愛いものやほんわかしたものが好きな方は見て下さいね。
そして、ぜひ、お手元に。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kita/
ではでは。

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∴∵∴みちまな箱ティッシュは常備の巻 (第205号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
先週号でお休みの連絡をしましたが、事情が変わりまして、
発行できることになりました。ご心配をおかけしました。
こんなことのないよう、頑張りたいと思います。
これからも、よろしくお願い致します。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
328)いつから箱ティッシュの中の枚数は様々になったのか。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
箱に入ったティッシュを買う。たいてい、それは5個セットに
なっていて、メーカーで値段は違うけど、「まあ、今回は
安いからこれ」というような買い方をしている。
前は、5個セットはかさ張ったものだった。まとめ買いを
すると、どこに置いたらいいんだろう、と考えてしまうくらい。
ところが、あるときから、箱の高さがだんだん低くなり出した。
もちろん、箱が小さくなった、薄くなった、かさばりません、と
いうのは、魅力的なことなので、メーカーはそれを大々的に
宣伝した。そのうち、どのメーカーも薄い箱になった。

が、ある日、箱ティッシュ(と家では呼んでいる)を買おうと
したとき、ふと、枚数を見て比べてみようと思いついた。
たしか、前は、どのメーカーも400枚(200組)だったが。

驚いた。
いつのまにか、いろんな枚数の箱になっていた。
400枚(200組)、360枚(180組)、
500枚(250組)など、いろんな枚数がある。
5個セットだと安いけど、1枚あたりは高くなる、という
セットもあったのだ。いつのまに、こういうことに
なってたんだろう。

多分、値段が安いぞ、と思って、総枚数が少ないセットを
買ったこともあったに違いない。それも何回もだ。
これは薄くなってから起きたことだと思う。

私の中では、「薄くなったこと」と「中身が減ったこと」が
イコールでつながってなかった。普通に考えたら、イコールで
つながるのが自然なはずなんだけど、なぜだろう。
薄くなり始めの頃、複数のメーカーの宣伝で
「たたみ方を工夫したから薄くなった」と言っていたからだろうか。

よく考えれば、そのメーカーが、枚数を変えずに薄くできたから
と言って、よそのメーカーも全部そうだというわけがない。
全く同じ方法だったら、かえって訴訟沙汰になるだろう。
それにもかかわらず、同じだと思い込んでいたのは、
最初に薄くなったときのインパクトが大きかったからだろうか。
それとも、宣伝が上手かったからか。
または、他のメーカーの枚数切り替えが密やかに上手く
行われていたからだろうか。販売店側が上手かったのか。
それとも、あまりにずっと同じ枚数で全メーカーが売っていたから
メーカーの共通規格だと勝手に思い込んでしまっていたからなのか。

これが、少し薄くなったんじゃなくて、丸くなったとか、
200枚(100組)の小分けタイプになったとか、逆に
ぐっと厚くなったとか、いう大きな見た目の違いがあったら
もっと意識して、最初から見てたんだろう。
人の思い込みって、こんなもんなんだなあ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
暑くて暑くて、溶けそうになってます。
今年の夏は雷は鳴るわりに夕立が少ないです。
湿気が少ないからなのか、気温が高すぎるからなのか。
どっちなんでしょうね。ではでは。

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∴∵∴みちまなお詫びの巻 (第204号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
残暑お見舞い申し上げます

急なのですが、発行をしばらくお休み致します。

トラブルや病気ではありませんので、ご安心下さい。
再開時には、また、よろしくお願い致します。
それでは。

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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまなは大根足の巻 (第203号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
もう夏休みの人、これからの人、帰省するつもりの人、
それぞれ、夏計画進んでますか。
この際、夏を満喫しちゃいましょう。やけくそでもいいから。

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327)「生足」は何をもたらしたか。 
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諸般の事情でおしゃれっぽいサンダルと縁がない。
サンダルといっても、後ろのストラップのないミュールも
含めてだ。
ただし、つっかけ用のサンダルと、おしゃれ用おでかけサンダルとは
別物だと思っている。これはもってる。

以前といっても10年以上前、その頃、夏のパンプスやサンダルを
履いていても、女性たちはストッキングを履いている人の方が
多かったと思う。私が田舎に住んでいたとはいえ、大勢は
そうだったと思うのだ。「生足」という言い方が普及する前。

「生足」という言葉は、新しい言葉だ。
「何も履いていない状態の足」のことは「素足(すあし)」
「裸足(はだし)」と言った。どちらかというと、裸足は
足首から下の方や足の裏を強くイメージさせる。素足の方は、
「履き物をはいていない足」というイメージをもっている
言葉なので、やはりこれも足首から下だろう。
季語でもあるそうだ。

では、「むきだしの太股から下、足全体」をイメージする
言葉は何だろう。

以前は、着物で足全体を隠す服装が基本の社会だったとはいえ、
裾をはしょることはあった。だから、おそらくあるんだろう。
だが、それは男性の場合を念頭にしている言葉ではないかと
思う。

夏祭りの恰好は、非日常的な恰好だ。今の私たちからすると
着物や半纏、さらし巻き、褌、自体が充分、日常的では
ないんだけど、昔の人にとってもそれは同じだったろう。
普段は着ない柄、形、着方、むき出しにさらした肌などは
特別だったのだ。女性が浴衣の裾をきちんと端折るというのも
普通なら慎みがない、だらしない、と性的なマイナスイメージで
言われてしまう。そうでなければ、労働時、性的なイメージを
素っ飛ばした場所での格好だった。祭りだから許される、
大目に見てもらえる格好なのだ。
だから、普通の基本的な恰好では、足首から上の足をさらす
ことはない。腰巻きからちらちら見えてしまうことは除いて。
それくらい、昔の女性にとって、足首から上の足の部分は
隠しておくべき部分だったと思う。

となると、「足首から上の足=太股を含めて下の足」であり、
存在自体が性的な存在になる。ひらたく言えば、色っぽく
思える、感じるもの、ということだ。
隠してあるか、ないかは区別なく。多分、形などの個人差も
すっとばして。
「足首から上」というだけで、価値があった時代。

今はどうだろう。
ミニスカートは全く普通だ。年齢に関係なく、ちょっとすると
場所も関係なく、何も履いていない状態の足をさらすことに
抵抗がなくなってきている。その傾向は年々、強まっている。
ストッキングは「靴下の延長」から、「おしゃれのために
履く装飾品」に変化している。

何も履いていない「足首から上の足全体」が普通に
見られるようになると、それを言い表わす言葉が必要と
されるようになり、「素足」では物足りない、意味が不十分と
感じる人たちが出て来て「生足」という言葉が出て来た。

「生」の「足」。まんまである。なんで、この言葉、今まで
なかったか、不思議に思うくらいだが、なにせ、これまでは
「外見上なかったもの」だから、言葉もいらなかったんだろう。
そして、この言葉、女性に用いるのが標準である。
成立過程で、性的な目が働いたのがばればれだ。

生足が普通になった大きな理由の一つは「暑いから」。
そして、ファッション誌やファッションリーダーの人たちの
影響が大きいんだろうと思う。

足全体をさらすのが普通になり、生足も普通になり、
「足首から上の足」はそれだけでは価値のないものになった。
メンテナンスをし、美しい形が提示され、人々はそれを
目指し、商品や美容法が開発され、新しい価値が認定される。
マナーが変化し、ファッションが変わる。

涼しいのはいいんだけど、「生足が普通」というのは
女性のコンプレックスを増やしたような気もする。
そこでもうひとひねりして、いろんな美しさがある、って
ところで悟れれば平和なんだけどね。
なかなか、そうはいかないね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かき氷がおいしいです。ガリガリと呼んでます。
基本は、一番安いピンクや白のガリガリに木のへら。
夏だなあ。
合浦公園のおでんも夏の思い出です。
あなたの夏の食べ物は何ですか。
ではでは。

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メールマガジン「ふしぎ通信みちまな!」第203号 2005年8月3日

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 ふしぎ通信みちまな!
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∴∵∴みちまなtotoと留守番の巻 (第202号)∴∵∴

こんにちは、みちまなです。
暑中お見舞い申し上げます

只今、27日(水)お昼の12時20分。暑いです。
エアコンなしの我が家は現在、32度を記録。
そちらはどうですか。

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326)留守番ができるか、できないかは、何に左右されるか。 
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『はるさんマイラブ―離婚したので犬を飼うことにした 』
(神田謙・著 ライブドアパブリッシング)という本を
読んだ。はるさんはコーギーという種類の犬で、
著者(別名・はる主人さん)がはるさんを飼うまでと、
飼ってからの生活日記のような本だ。元々はブログ。

さて、はるさんがやってきたのは超・子犬の頃で、
はる主人さんは犬飼い初心者のひとり住まい。仕事で
家を開ける時は、ひとりでお留守番となる。
この時の、はるさんの態度とはる主人さんの気持ちの
対比がなんとも微笑ましいのだ。以降、はる主人さんは
どんどんはるさんにのめりこんでいくんだけど、
それはペットといた経験がある人はわかるはず。

家には水槽暮しのクサガメのtotoがいる。脱出は今のところ
心配なく、人間がいなくても特に寂しそうにしてる風もない。
冬の保温ライトさえ忘れなければ、おとなしく留守番して
くれる。
駕篭や水槽に入ってるペットは、比較的穏便に留守番を
してくれる方だろう。
これに対し、犬、猫といったやや大きめの種類、人間と
意思疎通して暮らす種類は、留守番といってもそこは
難しい、微妙なものがあるらしい。だから、留守番じゃなく
連れて歩けるように道具がちゃんと用意されている。
散歩、運動の必要がある場合もあるし。

複雑な気持ちのある生き物ほど、留守番をさせるのは
難しくなり、その個体が幼ければ幼いほど、難しい。
と考えて一番、留守番が難しいのは、人の子どもかも
しれない、と思った。
ここで、人とペットを一緒に考えるなという意見もあるだろうが、
あくまでも、「家族の一員をひとりにしておく」という観点からの
検討なので、了承して下さい。

留守番ができるかどうか、は何によるんだろう。

「ひとりで家にいさせておく」ことを留守番ということにすると、
本人が留守番をしてる自覚があるかどうか、が一つ。

totoの場合は、全く自覚がない。多分、人間が家にいないことも
気づいてないだろう。ただ、餌の時間にいないと、さすがに
気づいてばたばたしてるんだろう、と思う。
金魚や十姉妹、文鳥も、多分、自覚はなかったと思う。
全くなければそれはそれで、留守番ができる、ということになる。

犬の場合、留守番中に寂しかったり、飽きたりして、物を壊したり
噛んだり、鳴き続けたりという行動をとる場合があるそうだ。
その犬の環境、年齢にもよるんだろうけど、「一人で残された」
ということがわかってるが「ある時間が過ぎたら帰ってくる」とか
「忘れられているわけではない」ということがわかっていない
ということになるらしい。時間と出来事の予測ができない、
相手の心理がわからないということだ。
慣れてきて、これができるようになると、問題行動がなくなって
留守番がちゃんとできるようになる、らしい。

では、人の子の場合はどうだろう。
実際に子どもと暮らしたことがないが、周囲を見る限り、
親子づれの多さから考えれば、留守番ができるようになるまでは
かなりかかるらしいことはわかる。
なぜ留守番をさせないか、または、させられないのか。

一つは、犬の場合と同じ。「親が帰ってくる」ことがわからなくて
親と離れられないので、留守番ができない。これは幼児なら
ある意味、当然のことだ。
一つは、興味の対象があって、事故の可能性があるので、
一人で家においておけない。これは、「親が帰ってくる」か
どうかの理解とは関係がない。
本人にやる気があっても、親から見れば「留守番できてない」
という段階。幼稚園くらいの年の子どもがこのあたりか。
ペットでもこの理由で、留守番が難しい場合があるという。

そして、これが他の動物と人の子の場合の大きい違いだと
思うんだけど、本人の意識、理解とは全く関係ない。
親が「一人にしておくことに耐えられない」という場合。

乳児を一人で家に残して買い物に行く場合、どのくらいの
時間までかけているんだろう。少なくとも、寝かせておいて
起きるまでの時間を計算して、急いで行ってるんだろう。
起きたら泣くかもしれない、いない間に「何か」起きるかも
しれないから。
一人にしておくことが心配だから、留守番をさせないのだ。
この辺はあくまでも想像の域を出ないんだけど。

親がいない時に乳児の事故率、死亡率がどれくらいあるのかは
知らない。案外、高いのかもしれない。乳児の突然死も
確かにある。ペットの重みと自分の子どもの重みは全く
違うのだ、と言うのも真実だとは思う。それにしても、この
「一人にしておくことへの恐怖」の強さは何だろう。
そんなに子どもは簡単に死んでしまうものなんだろうか、と
思ってしまうくらいに。
死んでしまったら取りかえしがつかないから当たり前だろう、
と言う人もいるだろう。だが、親が身動きとれないほど、
「子どもを家に一人にしておくこと」に畏怖を覚え、神経質に
なっている人が多いような気がしている。
時々、子どもに関するコメントや事件を見ていてそう思う。

ペットも家族の一員として認識されるようになって、
子ども同然、という人が多くなったから、これからは
ペットも留守番させずに連れ歩く人が増えるのかな。
ペットの場合、子どもの時期が短いから、あまり
変化は目立たないだろうけど。

※参考 コーギーBLOG(はるさんが見られます)
http://blog.livedoor.jp/k91024/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今週末から「試される大地。」に行きます。
函館の夜景を楽しんでこられたらいいなあ。そのあとは
青森。いか刺しが私を呼んでいる〜。
toto、ごめんよ〜。お前はペットショップでお留守番。
というわけで、皆さま、一足お先に。ではでは。

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こんにちは、みちまなです。
関東では梅雨が明けました。と、聞いた瞬間、
気温が2度くらい上がったような気がしました。
あくまでも、気のせいです。

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325)オレンジジュースで汗が出るのはなぜか。 
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暑いと、冷たいものを飲みたくなるのは人情というもので、
冷蔵庫の中は麦茶、水、乳酸菌飲料、機能性飲料、
アイスコーヒー、お茶。食料品が残ったすきまに入ってる
という感じだ。

今、久しぶりに100%のリンゴジュースとオレンジジュースが
入っている。朝食用にたまにオレンジジュースを買う。
酸味で頭が覚めるような気がする。
林檎ジュースの柔らかい甘さは大好きだが、オレンジジュースも
おいしいと思う。

でも、なぜ、オレンジジュースを飲むと、うっすら
鼻汗をかいてしまうんだろう。
特に濃い場合によく起こる。喉にしみるなあ、っていう
程よい酸味を感じたあと、じわっと汗が出てくる。これは
人が見てもわかるくらいに鼻汗をかきやすい方なのだ。
これは、酸味のある苺やグレープフルーツ、パイナップルを
食べた時にも起こる。だからといって、酸味が全くないものは
物足りない気がするんだから、勝手な話だ。
また、もずくの三杯酢はそれほどはっきり現象が出ない。
どういうことなんだろう。酸味にも質の違い、効果の違いが
あるんだろうか。

辛いものを食べた時に汗が出るのと、酸っぱいものを食べて
汗が出るのとは、同じ生理作用なんだろうか。
それとも、表現は一緒でも、仕組みは違うんだろうか。

そもそも、オレンジジュース程度の酸味で、私みたいに
汗をかく人って、どれくらいのいるのか、わからない。
もしかして、少数派なんだろうか。それとも、比較的
よくある話なんだろうか。

もし、「それは、軽いアレルギー反応なんです」なんて
言われたら、びっくりだけど、まさかね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こないだ、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」を
観てきました。アナキンがダース・ベイダーになることも
希望の双子が生まれることも、オビワンとヨーダ以外の
ジェダイが死んでしまうことも、何年も前から知っているのに
やっぱり、実際に見ると悲しいですね。
特に、ジェダイのパダワン(弟子)である幼い子どもたちは、
前のエピソードで健気に修業する姿を見て、
「この子たちもクローン戦争で何かの理由で死んでしまうんだ。
可哀想だ」と思っていただけに、実際にはあんな最期(あえて
書きませんが)を迎えてしまって、強いショックを受けました。
強い強いジェダイたちの最期も、アナキンの心も切なかったです。
エピソード3は死の色が濃かったです。アクションシーンが
多かったから、どんよりすることはなかったんですが、
あとで、きました。これが、ダークサイド(暗黒面)の
恐ろしいところなのかもしれませんね。

そんな中で、一つ、ほほえましかったのが、オビワンが
乗って走った巨大イグアナ状の生き物(乗用)でした。
見かけに似合わぬ可愛い声と、口笛で呼ばれると一目散に
やってくる姿が可愛かったです。

とりあえず、これで映画の「スター・ウォーズ」は完結です。
長い長い物語は、これからも続くみたいですけど。
あらためて、ファクト・ファイルを読んでみなくっちゃ。
ではでは。

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